Bluetooth SIGのメンバーとなるための費用について教えてください。
企業によるメンバーシップ登録申請が承認されると、まずは年会費のないアダプターメンバーとして加入することになります。メンバーシップ登録を検討する際にはBluetooth SIGのメンバーシップ規約をよく読み、メンバーの義務について十分に理解いただく必要があります。
Bluetooth認証プロセスを行う場合、別途、Product Qualification Fee(製品認証費用)を支払う必要があります。
アダプターメンバーは、アソシエイトメンバーシップにアップグレードすることができます。アソシエイトメンバーシップは、年間売上高に基づいて定められる年会費を支払い、特典を受けることができます。具体的には、Product Qualification Feeの割引、Bluetooth仕様への早期アクセス、ワーキンググループに参加し、Bluetooth技術の方向性に対する影響力を持つ、などがあります。
Bluetooth SIGのメンバー加入と認証に関連する費用についての詳細は、こちらをご覧ください。
Bluetooth SIGメンバーへの登録後、すぐに自社製品でのBluetooth商標の使用を開始できますか?
Bluetooth SIGへのメンバーシップ登録はあくまで最初の一歩です。Bluetooth技術を搭載した製品の市場展開や、Bluetooth商標の使用(「Bluetooth」という名称の使用自体を含みます)には、以下を完了いただくことが必要です。
- Bluetooth SIGのメンバー登録を完了する
- Bluetooth SIGの認証ツールQualification Workspaceを使用してBluetooth認証プロセスを完了する
Qualification Workspaceは、Bluetooth SIGがメンバーの皆様のBluetooth認証プロセスの完了と認証済み製品の登録を支援するために開発したツールであり、規則遵守に伴う複雑性を軽減します。テストを必要としないBluetooth製品もあることから、Qualification Workspaceでは、貴社のニーズに合う適切なワークフローを選択できるよう支援します。認証プロセスについて、詳しくはこちらをご覧ください。
新たにBluetooth SIGのメンバーとなった際に知っておくべきこと、すべきことを教えてください。
Bluetooth SIGのメンバー登録ありがとうございます。以下が、メンバー登録後、最初にすべきこと5つです。さらなる詳細はwww.bluetooth.comをご参照ください。
不明な点やお困りの点がある場合、または問題について報告したい場合は、サポートリクエストをお送りください。折り返し、可能な限り早急にご連絡します。
Bluetooth製品を開発する場合は、テスト、認証、ブランド表示にBluetooth SIGのツールおよびリソースを活用ください。www.bluetooth.comの「Develop with Bluetooth(Bluetoothで開発)」でさらに詳しい情報を入手できます。ここに挙がっているすべての手順を実行すべきか、など具体的な情報はこちらでご確認ください。
自社製品として販売、Bluetoothブランドの表示、製造、提示するには、Product Qualification Fee(製品認証費用)を支払い、製品認証を行う必要があります。詳しい情報は「Qualify Your Product(製品の認証)」で確認できます。
Bluetoothワイヤレス技術の方向性に影響力を持ちたい場合は、ワーキンググループへの参加を検討ください。ワーキンググループのメンバーは、Bluetooth技術に関するすべての仕様、プロファイル、キャラクタリスティック、サービスおよびその他の側面を扱います。アダプターメンバーは、スタディグループやエキスパートグループなどの特定のグループにのみ参加できます。すべてのワーキンググループとポリシー委員会を最大限活用するには、アソシエイトメンバーになる必要があります。アソシエイトメンバーへのアップグレードはいつでも可能です。詳しくはGroups and Committeesページをご覧ください。
Bluetoothコミュニティでサプライヤーやパートナー企業を探す方法を教えてください。
Bluetooth SIGでは、現行のメンバー企業を網羅するメンバーディレクトリを確認することをお勧めしています。
すべてのメンバーの皆様に対する公平性を保証するため、メンバーディレクトリで公開されている情報以外に具体的な推奨等は提供できません。
適用法やBluetooth SIGの各種規程に反する話題がミーティングで見られた場合に、異議を唱えるための正式な方法を教えてください。
参加しているBluetooth SIGメンバーのミーティングで不適切な話題が話し合われていた場合、形式に則って異議を示す必要があります。これには、General Rules of Antitrust Compliance(独占禁止法遵守の総則)、Confidentiality Policy(機密保持ポリシー)、Code of Conduct(行動規範)といったすべての適用法やBluetooth SIGの各種規程に違反すると思われる会話すべてが含まれます。
正式に異議を唱えるには、以下の手順に従います。
· ミーティング中に、その話題がBluetooth SIGの規程等に違反している可能性があることの懸念を出席者全員に伝え、その話題に関する協議をいったん停止してBluetooth SIGの法律顧問からの指導を待つことを申し入れます。
· ミーティング後、Bluetooth SIG幹部が必要なフォローアップを行えるよう、その事案の内容(日付、ワーキンググループまたは委員会、違反事項)を添えたサポートリクエストを提出してください。
このKBA(ナレッジベース記事)は、Bluetooth SIGメンバーへの有用な情報の提供と、多く寄せられる質問に対する回答の提供を目的としています。定款、メンバー規約、規程などをはじめとするBluetooth SIGの各種規則・ガイドラインについては、こちらをご覧ください