更新されたポリシーは何を見れば確認できますか?
認証プログラム参照ドキュメント第3版(QPRD v3)の最新の草案は下記のリンクからご確認いただけます: QPRD_PROC_d3r15
認証料金に変更はありますか?
認証料金に変更が生じる予定はありません。用語に関してのみ、次のように変更が生じる予定です。従来の「Declaration Fee(製品申告料)」の名称が「Product Qualification Fee」に変わります。
新たなポリシーでの製品の認証方法を教えてください。
下記の手順に従って製品認証を完了いただけます。
デザインの特定に関しては複数の選択肢をご利用いただけます。製品に適用可能な選択肢は、新機能が採用されているかどうか、また既存のデザインが使用されているかどうかによって異なります。正しい選択肢の決定は、QPRDおよび新認証ツールが支援します。選択肢に関する詳細はQPRDのセクション3.2をご覧ください。
以前、プログラム参照ドキュメント (PRD) 第2.3版に基づいて製品認証を行いました。それに関して、何かしらの変更作業が必要になりますか?
本年後半のQPRD発効に際し、それに先立ってBluetooth認証プロセスで正規に認証を完了した製品に関して影響は生じず、引き続き認証済み製品データベースに掲載される予定です。
仕様の非推奨および廃止は製品認証に影響を及ぼしますか?
非推奨仕様を用いたレイヤーに対する修正がBluetooth認証プロセス中に生じない限り、非推奨仕様を実装したデザインを使用している製品への認証は受けられます。ただし、非推奨仕様を実装したデザインを使用していて、影響を受けるレイヤーの ICS を追加機能の反映のために修正する必要があるケースもあります。こうした場合には、認証プロセス中に「Create a New Design(新たなデザインを作成)」オプション(QPRD セクション 3.2.2.2)を使用し、非推奨レイヤーを有効な仕様に更新する必要があります。
廃止された仕様を実装しているデザインは、「Use a Single Existing Design(単一の既存デザインを使用)」オプションでは使用できず、「Create a New Design(新たなデザインを作成)」オプションで使用できます。しかし、影響を受けるレイヤーを削除するか、レイヤーを有効な仕様に更新する必要があります。
サプライヤーとして顧客企業に提供すべきものはありますか。また、製品認証を受ける上で顧客企業が知っておくべきことは何ですか?
Bluetooth技術のソリューションサプライヤーである皆様に、皆様の顧客企業が新認証ポリシーに向けて行うべき準備について知っておいていただきたい点がいくつかあります。
デザインの識別番号が、「Qualified Design ID(認証済みデザインID)」(QDID)から「Design Number(デザイン番号)」(DN)に変更されます。DNは現在のQDIDと同様、Bluetooth認証プロセスを進めている他のメンバー企業が参照することが可能です。サプライヤーの皆様は、顧客企業に販売する認証済み製品のDNを提供できるようにすることが非常に重要です。それにより顧客企業は、自社製品に関するBluetooth認証プロセスを完了できます。
「Product Types(製品タイプ)」のサポートは終了し、各デザインには、許可された組み合わせを決定するための「Core Configuration(コア構成)」が設定される予定です。製品タイプとコア構成の対応関係については、QPRDの補足B表B.1で確認いただけます。許可された組み合わせについては、QPRDセクション3.2.2.1の表3.1で確認いただけます。
製品タイプの廃止に加え、3年ごとのコンポーネントの再査定に関するルール(QPRD補足B)も廃止されています。
QPRDv3とQPRD_PROC_d3r15では何が異なりますか?
QPRD_PROC_d3r15はQPRDの最新の草案で、新プロセスの発効前にBluetooth SIGおよびメンバーの皆様が準備と学習に活用できるよう、2024年1月30日にBluetooth SIG取締役会で承認されました。QPRD_PROC_d3r15は、ポリシーの発効時点でQPRDv3となります。
その他の質問がある場合の問い合わせ先を教えてください。
QPRDについてその他のご質問がある場合は、以下のサポートリクエストからサポートスタッフにご質問内容をお知らせください。サポートリクエストの送信