製品にBluetooth®の商標を使用(またはリブランディング)して販売するにはBluetooth SIG(Special Interest Group)のメンバーになり、認証プロセスを完了する必要があります。Bluetooth SIGへの加入についての詳細は、以下のリンクをご覧ください。https://www.bluetooth.com/develop-with-bluetooth/join
Bluetoothの認証プロセスは、品質、ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)、また製品のグローバル総合運用性を維持するために存在します。
全てのBluetooth®製品において認証が必須です
- 製品の「認証」をサプライヤーから継承することはできません。自社製品(あるいは自社ブランド化した製品)は自ら認証を行う必要があります。
- 「Bluetooth 認証プロセス」を通じて、貴方のメンバー企業アカウント内の製品のみ認証が行えます。
- 既存の認証(申告ID)に新たなモデルとして製品を追加することでその製品の認証を行える場合もありますが、試験(テスティング)を含め新たな認証の提出が必須となる場合もあります。適切な認証ルートの選択についてはLaunch Studio をご参照ください。
Bluetooth製品の販売または配布を開始する日以前に認証を行う必要があります。各 Bluetooth 製品リスティング上に記載する詳細は、その製品、包装のマーキング、およびマーケティング資料と正確に一致する必要があります。 Bluetooth 認証されていないと判断された製品は税関によって押収される可能性があり、Bluetooth SIG 強制措置の対象となります。
認証済みの他社製Bluetooth製品の販売者、または流通に携わる小売業者・サプライヤーで、ロゴの追加やブランディングを行わない場合、また製品を自社製品として販売しない場合、製品の認証プロセスを完了する必要はありません。ただし、認証製品は Bluetooth製品データベースの表記通りに正確かつ明確に表示する必要があります。
Bluetoothの商標を使用しないメンバーも、Bluetoothの特許・著作権使用許諾契約を遵守する必要があります。メンバー企業の皆様は、使用許諾契約の条件を確認し、要件について疑問がある場合は弁護士に相談することをお勧めします。Bluetooth SIGが発行する運用規定文書の手順をメンバー企業が順守しなかった場合による影響も含め、Bluetooth SIGはいかなる法的アドバイスを提供することはできません。以上の理由から、特許および著作権に関する使用許諾契約を確実に遵守するため、規定の全プロセスを完了させることをお勧めします。
メンバー規約はこちらのアドレスからダウンロード可能です→https://www.bluetooth.com/about-us/governing-documents
製品の認証を受けていない場合は、強制措置の対象となります。こちらの最新の指針からエスカレーションスケジュールの概要をご覧ください。是正措置を取らない場合、Bluetooth SIGのメンバーシップが一時停止または取り消しとなる可能性があります。
認証プロセスのトピックに関するその他の日本語の記事については、認証プロセスの目次(日本語)をご参照ください
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